使い方のヒント
FreeOffice for Linuxのインストール
FreeOfficeには、64ビット(x86_64、amd64)のLinuxディストリビューションで使用できる一連の64ビットアプリケーションが含まれています。32ビットディストリビューションはサポートされていません。
次のいずれかのLinuxディストリビューションの最新バージョンでFreeOfficeをテストすることをお勧めします。
他のシステムへのインストールについて詳しくは、こちらをご覧ください。
SoftMaker FreeOffice for Linuxをインストールする方法は、次の2通りあります。
- SoftMakerのリポジトリを使用する:DEBベースまたはRPMベースのLinuxを使用している場合にお勧めします。いったんSoftMakerのリポジトリをLinuxシステムに追加すると、すべてのアップデートが自動的に配信されます。
- 当社のWebサーバーからダウンロードする:SoftMaker FreeOfficeを手動でダウンロードしてインストールします。アップデートがリリースされたときは、その新しいインストールパッケージを手動でダウンロードしてインストールする必要があります。
Debian
推奨:SoftMakerのリポジトリを使用する
SoftMakerのリポジトリを使用すると、SoftMaker FreeOfficeを簡単にインストールして最新の状態に保つことができます。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力して、リポジトリを設定してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
su -
mkdir -p /etc/apt/keyrings
wget -qO- https://shop.softmaker.com/repo/linux-repo-public.key | gpg --dearmor > /etc/apt/keyrings/softmaker.gpg
echo "deb [signed-by=/etc/apt/keyrings/softmaker.gpg] https://shop.softmaker.com/repo/apt stable non-free" > /etc/apt/sources.list.d/softmaker.list
apt update
apt install softmaker-freeoffice-2024
システムでソフトウェアの自動更新を設定している場合は、Linuxパッケージマネージャーによって、SoftMaker FreeOfficeが自動的に最新の状態に保たれます。
システムでソフトウェアの自動更新を設定していない場合は、次のコマンドを入力すると、SoftMaker FreeOfficeが使用可能な最新版に更新されます。
su -
apt update
apt upgrade
別の方法:手動でインストールする
まず、SoftMaker FreeOfficeの.debインストールパッケージをダウンロードします。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
su -
apt update
apt install -f ./softmaker-freeoffice-2024_1218-01_amd64.deb
注:.debファイルを現在のフォルダー以外にダウンロードした場合は、./
を実際に.debファイルがある場所のパスに置き換えてください。
サービスパックがリリースされたときは、最新の.debインストールパッケージを同じ要領でダウンロードしてインストールしてください。
UbuntuとLinux Mint
推奨:SoftMakerのリポジトリを使用する
SoftMakerのリポジトリを使用すると、SoftMaker FreeOfficeを簡単にインストールして最新の状態に保つことができます。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力して、リポジトリを設定してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
sudo -i
mkdir -p /etc/apt/keyrings
wget -qO- https://shop.softmaker.com/repo/linux-repo-public.key | gpg --dearmor > /etc/apt/keyrings/softmaker.gpg
echo "deb [signed-by=/etc/apt/keyrings/softmaker.gpg] https://shop.softmaker.com/repo/apt stable non-free" > /etc/apt/sources.list.d/softmaker.list
apt update
apt install softmaker-freeoffice-2024
システムでソフトウェアの自動更新を設定している場合は、Linuxパッケージマネージャーによって、SoftMaker FreeOfficeが自動的に最新の状態に保たれます。
システムでソフトウェアの自動更新を設定していない場合は、次のコマンドを入力すると、SoftMaker FreeOfficeが使用可能な最新版に更新されます。
sudo apt update
sudo apt upgrade
別の方法:手動でインストールする
まず、SoftMaker FreeOfficeの.debインストールパッケージをダウンロードします。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
sudo apt update
sudo apt install -f ./softmaker-freeoffice-2024_1218-01_amd64.deb
注:.debファイルを現在のフォルダー以外にダウンロードした場合は、./
を実際に.debファイルがある場所のパスに置き換えてください。
サービスパックがリリースされたときは、最新の.debインストールパッケージを同じ要領でダウンロードしてインストールしてください。
Manjaro
SoftMaker FreeOfficeは、Manjaroのリポジトリに格納されているので、インストールが特に簡単です。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
sudo pamac install freeoffice
Manjaroのパッケージマネージャーによって、SoftMaker FreeOfficeが自動的に最新の状態に保たれます。
Fedora
推奨:SoftMakerのリポジトリを使用する
SoftMakerのリポジトリを使用すると、SoftMaker FreeOfficeを簡単にインストールして最新の状態に保つことができます。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してリポジトリを設定します。
sudo wget -qO /etc/yum.repos.d/softmaker.repo https://shop.softmaker.com/repo/softmaker.repo
dnfを使用する場合は、次のコマンドを入力してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
sudo dnf update
sudo dnf install softmaker-freeoffice-2024
yumを使用する場合は、次のコマンドを入力してSoftMaker FreeOfficeをインストールします。
sudo yum update
sudo yum install softmaker-freeoffice-2024
SoftMakerのGPG鍵のインポートを確認するメッセージが表示されたら、指示どおりインポートしてください。
システムでソフトウェアの自動更新を設定している場合は、Linuxパッケージマネージャーによって、SoftMaker FreeOfficeが自動的に最新の状態に保たれます。
システムでソフトウェアの自動更新を設定していない場合は、次のコマンドを入力すると、SoftMaker FreeOfficeが使用可能な最新版に更新されます。
- yumを使用する場合:
sudo yum update
- dnfを使用する場合:
sudo dnf update
別の方法:手動でインストールする
SoftMakerのRPMインストールパッケージは、デジタル署名されています。SoftMaker FreeOfficeをインストールする前に、GPGの公開鍵をダウンロードする必要があります。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してGPG鍵をインポートします。
sudo rpm --import ./linux-repo-public.key
注:GPG鍵を現在のフォルダー以外にダウンロードした場合は、./
を実際にGPG鍵がある場所のパスに置き換えてください。
この手順を飛ばしても、SoftMaker RPMパッケージをインストールできますが、GPG鍵がないというメッセージが表示されたときに[無視]を選択する必要があります。
次に、RPMインストールパッケージをダブルクリックして、SoftMaker FreeOfficeをインストールします。
サービスパックがリリースされたときは、最新のRPMインストールパッケージをダウンロードし、そのパッケージをダブルクリップしてインストールしてください。
openSUSE
推奨:SoftMakerのリポジトリを使用する
SoftMakerのリポジトリを使用すると、SoftMaker FreeOfficeを簡単にインストールして最新の状態に保つことができます。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してリポジトリを設定します。
sudo zypper addrepo -f https://shop.softmaker.com/repo/rpm SoftMaker
sudo zypper --gpg-auto-import-keys ref
rootパスワードを入力して、これらのコマンドを確認してください。
次のコマンドを入力して、SoftMaker FreeOfficeをインストールします。
sudo zypper install softmaker-freeoffice-2024
システムでソフトウェアの自動更新を設定している場合は、Linuxパッケージマネージャーによって、SoftMaker FreeOfficeが自動的に最新の状態に保たれます。
システムでソフトウェアの自動更新を設定していない場合は、次のコマンドを入力すると、SoftMaker FreeOfficeが使用可能な最新版に更新されます。
- zypperを使用する場合:
sudo zypper update
- yumを使用する場合:
sudo yum update
- dnfを使用する場合:
sudo dnf upgrade
別の方法:手動でインストールする
SoftMakerのRPMインストールパッケージは、デジタル署名されています。SoftMaker FreeOfficeをインストールする前に、GPGの公開鍵をダウンロードする必要があります。
シェルウィンドウまたはターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを入力してGPG鍵をインポートします。
sudo rpm --import ./linux-repo-public.key
注:GPG鍵を現在のフォルダー以外にダウンロードした場合は、./
を実際にGPG鍵がある場所のパスに置き換えてください。
この手順を飛ばさないでください。この手順を飛ばすと、「内部エラー」というメッセージが画面に点滅して、インストールに失敗します。
次に、RPMインストールパッケージを右クリックし、[プログラムから開く]を選択して、[YaST Software]を選択します。了解を押してインストールを開始します。
サービスパックがリリースされたときは、同じ要領でインストールしてください。
他のシステムへのインストール
使用しているシステムがここに記載されておらず、上記の手順に従ってSoftMaker FreeOfficeをインストールできない場合は、.tgz形式のインストールパッケージを使ってインストールできます。
まず、SoftMaker FreeOfficeの.tgzインストールパッケージをダウンロードします。
ファイルを解凍します。
tar xvzf ./softmaker-freeoffice-2024-1218-amd64.tgz
注:.tgzファイルを現在のフォルダー以外にダウンロードした場合は、./
を実際に.tgzファイルがある場所のパスに置き換えてください。
含まれているインストールスクリプトを実行します。
./installfreeoffice
文書のアイコンを元に戻す方法
FreeOfficeをインストールすると、DOCX、XLSX、PPTXなどの一般的なファイル形式のアイコンがFreeOfficeのアイコンになります。元のスタイルのアイコンに戻したい場合は、次のスクリプトを実行してください。
sudo /usr/share/freeoffice2024/mime/remove_icons.sh